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ここは、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の牧場。クルマをゆっくり走らせていたら、ドドドドドッと、アンガス種の牛の大群が僕らのクルマに近づいてきました。いったいなぜ?実は僕らが牧場で借りたクルマ、牛の飼料を運ぶのに使っていたんですね。どうりで追いかけてくるわけだ。牧畜が盛んなオーストラリアでは、いま牛の健康に関して非常に神経質になっており、空港での入国審査のとき、海外の土を持ち込むようなことがないか、靴の底まで調べられました。 |
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トラックに近寄ってくるアンガス種の牛たち。
車の荷台にいつもの乾草が積んでないのですぐに解散した。 |
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次に訪れたのは、ヴィクトリア州のマーガレットさんの牧場です。競馬のメルボルンカップの記念すべき第1回目の優勝馬を輩出した、由緒ある名門牧場で、ピンクの屋根のご自宅も建てられてから百数十年もたつという歴史的建造物。さすがにオーストラリアは牛の種類も多くて、今度出会ったのは、ヘルフォード種という牛。オスとメスは別々の柵囲いに入れられています。羊もたくさん飼っているのですが、そのうち一頭は庭でペットとして飼われているペットシープ。“羊が庭の芝を食べるでしょ。芝刈り機のかわりよ。”とマーガレットさんは話していました。小さなお孫さんもいるのですが、庭で放し飼いにされている七面鳥を見て、“クリスマスディナー、クリスマスディナー”と呼んでいました。さて次はまた、別の牧場に向かいますが、僕はそこでとんでもない目にあってしまった。では、次回をお楽しみに。
(岩合光昭 談) |
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