Digital Iwago Iwago's Report
岩合さんが世界各地で撮影した写真レポート。Mapの見たい場所をクリックしてね。

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西オーストラリア州から一気に、東のブリスベンへと飛んだ。ラミントン国立公園では、目にもあざやかなアカクサインコが樹から樹へと飛び回っていた。僕の頭やカメラにも平気で止まる。その後、ケアンズに北上し、レインフォレスト(熱帯雨林)の中を歩く。鬱蒼とした密林を、青い蝶がひらひらと舞っていた。オオルリアゲハだ。オーストラリアでは、青い蝶を見ると幸せになると言われている。青い鳥ではなく、幸せの青い蝶だ。黒とグリーンの蝶は、ケアンズトリバネチョウだ。鳥の羽根のようなフォルムから、その名がつけられた。
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この密林で期待していたのが、ヒクイドリとの出会いだ。お目にかかることは、なかなか稀だと言われている。実に幸運なことに、初日からヒクイドリのメスと遭遇し、息をのむ。ダチョウのような姿で、頭から首にかけてはブルーと赤で色どられている。翌日には何と、オスの亜成鳥にも出会った。ジャングルへと帰っていく後ろ姿をついていった。暗い林を夢中で歩いているうちに、Tシャツは木の枝にひっかかりズタズタに破れていた。
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2005年の7月から8月にかけてオーストラリアで撮影取材したのに引き続き、2006年の1月10日から2週間ほど、再びオーストラリアを訪れた。今度は、南のアデレード近くにある、カンガルー島という東京都ぐらいの大きさの島だ。ここは、その名のとおり、カンガルーが多数生息するところ。人間が住みつくよりも昔から、彼らはここで暮らしている。島の人口は3,000人ほどだが、それよりもはるかにカンガルーの密度が高い。
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カンガルー島に生息しているカンガルーはクロカンガルーだ。アカカンガルーよりも小柄で、毛が長めで黒っぽく、顔は丸みをおび、目はぱっちりとした印象だ。牧草地にクロカンガルーの群れがいた。身を隠すところがないので、慎重に近づく。彼らは音に敏感だ。耳を動かして、警戒するようにあたりを窺っている。この島には、小さなタマワラビーもいる。野生のコアラもカンガルー島でお目にかかれる。そして南海岸のシールベイ自然保護区には、オーストラリアアシカが生息している。世界にいる約5,000頭のうち約500頭が、このカンガルー島に暮らしているのだ。
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